PAPUAのぶらり関西発見伝４

在りし日を偲びながら、回想してみる。一緒に麺類を食べに行くことは中々なかったが、家の裏にあった春風園と言う小さな中華屋さんからは良く出前のラーメンを取って一緒に食べました。
　この店も52年目の今年、偶然にも、閉店されました。


　京都深草へ父や先祖の墓参りの帰り道には、京阪伏見まで歩いて急行に乗って帰る事が多かったが、途中にある袮ざめ屋で、うなぎや雀の焼きたてでビールを頂くのが私は楽しみだったが、母は、きつねうどんやきざみうどんを良く食べていた
ように思う。一度、龍谷大学の南側まで連れて歩き、萬福本店に伺った。めったにラーメンを食べる人では無かったが、
ええ出汁だしてはるなあ！と、一口スープを啜りつぶやいていたのを思い出す。今はこの店も、京都駅近くに移転した為に
すでにありません。




　歳を重ねて、痴呆症の診断をされてから、ガスコンロを止めて電磁調理器に変えたりしたが、一人暮らしが中々出来なく
なり、デイサービスの介護を数年した後に、運良くグループホームに入居する事が出来ました。当初、身体も良く動き、料
理の準備や片づけなど、スタッフ以上に動いて居たようです。たまに外出して、何か食べたいか？と聞くと、そやなおうど
んが食べたいと言うので、釜ひろうどんや、瀬戸香に連れて行ったのですが、法事と旅行、正月に私の自宅で食事した事が
最後の外食となっていました。
　享年８８歳。大きな病もする事なく、１１月７日に母親は静かに息を引き取りました。昨日、告別式は家族葬にて滞りな
く済ませましたことを報告いたします。生前の故人への大変なご厚情に感謝いたします。ありがとうございました。
　最後の看取りをしていただきましたグループホーム阿倍野のスタッフの皆さんには、親身になってのケアに大変感謝する次第です。本当にありがとうございました。
　また、シティホール針中野ベルコ会館におきましたはホームからのお迎えや、家族の目の前での湯灌から、お通夜、告別式まですばやく対応していただきました。ありがとうございました。
　母は、料理や裁縫が得意で、父は外食するより家で飲むのが一番やと、言い続けてました。大変やったと思いますが、本当に気遣いの出来る人でした。

　いつまでもぐずぐずしたらあかんで！中途半端はあかんで！
　こんな、声が聞こえて来そうです。
はい、今週末の関西望麺会は予定通り開催致します。弟も初参加します。
そして、本日を持ちまして募集を締切り、 最後の準備にかかります。
皆様、よろしくお願い申し上げます。

第27回：関西望麺会・2013冬の陣
11月16日土曜日の夜に開催。
まもなく、締切11月10日が近づいて来ました。お席の確保をよろしくお願い申し上げます。
【大成閣：大阪心斎橋】
http://www.oct.zaq.ne.jp/papua/ramen-27-boumenkai-2013.htm


http://www.oct.zaq.ne.jp/